50代になっても、いや、50代だからこそ“自分のペースで楽しめる登山”を続けています。
私が登山を始めたのは40代。最初は近所の里山からでしたが、今では遠出して百名山にも挑戦するようになりました。
実は登山を始めた頃から、膝にはずっと不安を抱えていました。20代の頃にスキーで転倒して痛めた膝。それ以来、ヒールを履いて長く歩くと痛みが出るようになり、登山でもそれがネックに。
でも、「痛くても登りたい」という気持ちが勝ち、自分なりの膝ケアを試行錯誤してきました。今回は、私が実際にやって「効果があった!」と感じている膝痛対策をご紹介します。

■ 鍼治療が救世主。痛みが限界のときはこれ!
「このまま歩けなくなるかも…」と不安になるほどの痛みが出たとき、私が頼ったのは鍼治療でした。
整形外科や接骨院、整体など、口コミで評判のいいところにはひと通り行ってみましたが、即効性を感じたのは鍼。
膝の内側がズキッと痛むときも、鍼を打ってもらうと1回でかなりラクになりました。
いわば、私の“お助け寺”的存在です。
■ テーピングでサポート。痛みを軽減しながら登る
痛みがあっても山に行きたい…そんなときはテーピングを使っています。ドラッグストアで手軽に買えるテープを、登山前に膝に貼っておくと、ずいぶんラクになります。
日常生活でも貼っておくと、痛みの予防になっていると感じます。ただし、膝と言っても痛みの箇所はそれぞれ。ネットなどで自分の痛みに効果のある貼り方を調べて、使うことが大切です。

■ 鍼通いを激減させた「ゼロトレ」習慣
ダイエット目的で始めたゼロトレ(石井友見さん考案)。
テレビでタレント3人が試して全員痩せたのを見て、「私もやってみよう」と軽い気持ちで始めたのがきっかけです。
結果的に体重は変わらなかったのですが、ある日ふと気づいたのです。
「あれ?最近、膝が痛くないかも…」
朝のルーティンとして、ゼロトレの3ポーズを毎日実践。それを習慣化したことで、鍼治療に行く回数が激減しました。
テレビでもタレントの大島美幸さんが「膝に効く」と話していたので、やはり効果あるんだなと実感しています。
興味がある人は試してみて下さい↓
「ゼロトレ(ZERO TRAINING)」公式サイト

■ 年齢とともに…ゼロトレだけでは足りなくなってきた
とはいえ、50代になると体の変化も感じます。登る山もハードになってきて、ゼロトレだけでは防げない膝痛が出ることも。
先日は久しぶりに膝の強い痛みに見舞われ、鍼治療を2回受けました。でも、それでもゼロトレ+テーピング+適度な運動で、今も山に登れています。
■ 最近取り入れている新たな対策
● ダイエットで膝の負担軽減を目指す
私はぽっちゃり体型なので、体重がそのまま膝に負担になっていると実感。
食事をアプリで記録しながら管理し、通勤時は往復1時間のウォーキング、週末は山歩きで運動量を増やすようにしています。
特に食事の見直しは効果が大きく、MAXより3㎏軽くなりました!
● ゼラチンで関節サポート?
最近意識的にゼラチン(コラーゲン)を摂取しています。膝痛への直接的な効果はまだ分かりませんが、飲み始めてからは目の疲れが軽くなったように感じています(眼鏡をかける回数が減った!)。
今後も継続して様子を見ていきたいです。

■ まとめ:山を続けるための“わたし流 膝との付き合い方”
登山は体を動かすだけでなく、心のリフレッシュにもなる素晴らしい趣味。
でも、膝などの関節に負担がかかるのも事実です。
だからこそ、自分の身体と丁寧に向き合いながら、「山を続けられる工夫」をすることが大切だと思っています。
無理はせず、でもあきらめずに。
今日も、明日も“心地よい山時間”を楽しめますように。

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