日本百名山「宮之浦岳」登頂!50代からの挑戦と思い出に残る絶景

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今回の屋久島トレッキング旅の最大の目的は、日本百名山のひとつ 「宮之浦岳(1,936m)」 を登ること。
縄文杉と並んで屋久島の代表的な自然スポットですが、体力と時間が必要なため、事前に計画を立てて臨みました。

本当は翌日に縄文杉も訪れる予定でしたが、登頂翌日は大雨。そして、宮之浦岳の登りが予想以上にハードで疲労困憊…。今回は 宮之浦岳登頂を達成できただけで大満足 という結果になりました。


コース概要:淀川登山口から日帰りピストン

宮之浦岳登山は複数のルートがありますが、私たちは 淀川登山口からのピストン(往復)コース を選びました。

  • 総距離:約14.5km
  • 累積標高差:約1,143m
  • コースタイム:7〜9時間(個人差あり)

一般的には、無人小屋に宿泊して縄文杉とセットで縦走する人が多いですが、私は荷物を背負っての縦走に自信がなく、日帰りで行けるコースを選択しました。


道中に広がる、宮之浦岳ならではの風景

この登山の魅力は、ただ「高い山に登る」というだけではありません。
道中には湿地帯や花崗岩の奇岩、屋久杉の原生林など、まるでジオラマのような自然美が広がっています。

▷ 印象に残った風景

  • 花之江河の湿地帯は、山間に現れたオアシスのようで休憩にぴったり
  • 点在する花崗岩の奇石が、風景にアクセントを与える
  • 頂上からは、なんと鹿児島の「開聞岳」まで見渡せる360度の絶景!
  • 道中の水たまりさえも透明で美しく、自然の尊さを実感
  • 屋久杉の原生林が広がり、神秘的な雰囲気に包まれる時間も

登山口へのアクセスと準備

私たちは車で登山口まで向かいました。
淀川登山口には10台程度の駐車スペースがあり、混雑時は路上駐車も可(友人が事前に確認済み)。
ただ狭い道路、スペースのある個所で白線内に停めるようにしましょう。

バスでのアクセスも可能ですが、時間に制約があるため、タクシー利用も多いとのこと。柔軟な行動がとれるよう、あらかじめ交通手段を検討しておくのが安心です。


登ってみての感想:正直、「キツかった」

この日は快晴でしたが、それでもアップダウンや岩場、木の根が続く道は 体力的にかなりハード
標高が上がると日陰も少なく、日差しを遮るものがないエリアも多いため、帽子・サングラス・日焼け止めは必須アイテムです。

50代の私にとっては、まさに「挑戦」でしたが、頂上に立った時の達成感は格別でした。


ガイド登山という選択肢も

屋久島の登山では、ガイドをお願いする人も多く見かけました。
もし山小屋泊やテント泊を検討するなら、食事や装備をガイドが用意してくれる場合もあり、心強いサポートになります。

体力や経験に不安がある方、より安心して登山を楽しみたい方には、ガイド登山もおすすめです。


注意点:安全な登山のために

宮之浦岳の登山にあたり、気づいた注意点をご紹介します。

  • 携帯電話の電波が届かない場所が多いため、YAMAPなどの登山アプリは事前ダウンロードがおすすめ(地図アプリは遭難などのトラブル時に心強い)
  • 携帯トイレは必携。淀川小屋を過ぎると頂上まで携帯トイレブースが2カ所あり。必ず携帯トイレは持参を(屋久島でも調達可能)頂上手前のトイレは扉が壊れていました(2024年5月現在)
  • 淀川小屋には簡易トイレがあるので、行っておきましょう
  • 朝早く登る場合は、前日にお弁昼用予約しておくと安心。
    私たちは、安房地区の「あさひ弁当」で調達しました。宿で注文を受けてくれる場合もあります。

まとめ:若いうちに、でも50代からでも挑戦できる

登ってみて強く思ったのは、体力と時間があれば、誰にでも挑戦できる山だということ。
私にとっては確かにキツかった。約11時間のトレッキングになりました。

でも、登頂したという達成感は大きな経験と自信になります!

50代になってからでも遅くはありません。登山が趣味になり、高みを目指したくなったら——
ぜひ、宮之浦岳に挑戦してみてください。

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