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今さらながら年金について調べてみた

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誕生日月にねんきん定期便が届きます。
毎年増えていく年金額を確認して、コツコツ増えていく額を安心感をもって眺めていました。

しかし!!!
昨年約29年間勤めた会社を辞めてからの今年のねんきん定期便は受給額が下がっていました。

少々の下げではなく月で換算すると約2万円程度。
私はずっと勤めたぶんの確定額だと思っていましたが、現状の収入をキープすればこのくらいという意味だったんですね。

実はよく理解をしていない年金。
どのくらい将来支給されるのか把握する必要があるなと感じ、調べてみました。

サラリーマンの年金は「老齢基礎年金+厚生年金」

私は約30年厚生年金をかけています。
失業中、国民年金を支払っていた時期が1年ちょっと。

サラリーマンの年金は国民年金の老齢基礎年金と厚生年金の2段階。
会社によっては厚生年金基金という3段階目もあります。

国民年金は20歳~60歳まで満額かけて年間795,000円(令和5年)
それに厚生年金を足した額が年金額になります。

じゃあどれだけもらえるの?と思って厚生省のウェブページを見ましたが、よくわからない・・・。
他のサイトで平均月収から試算できるざっくり表は紹介されていましたが、平均月収ってどのくらいになるのか???

平成15年3月に厚生年金の制度が変わったようで、そこを境にに計算方法も異なるようです。

平成15年3月以前→平均月給×7.5/1000×加入期間
平成15年4月以降→年収÷12×5.769/1000×加入期間

平成15年3月以前はボーナスを含まなかったのに以降は含むようになりました。
その代わり率も変わっています。
ますます計算がわからない・・・。

厚生労働省のウェブサイトには「公的シュミレーター」が掲載されていたので試してみました。

↓こちら
公的年金シミュレーター (mhlw.go.jp)

職業と年収を期間ごとで入力できるようになっています。
正確に入力すれば近い金額が試算できるかもしれませんが、私はめんどくさがり屋なので平均300万円として40年くらいかなと入力してみました。

結果は年額で146万円でした。

年金額を把握して計画を立てる

私は今後、サラリーマンとして働くつもりですが正社員で長く勤めた会社ほど給料をもらえるのは難しいと思っています。
残念ですが年金が大きく増える可能性は低いです。

今のままでは今後40年きっちり年金をかけても、それだけで生活費が賄えるというのは厳しいことを認識しました。

年金について調べてみようと思ったのは老後資金の計画を立てないといけないと思ったから。
どれだけ受給できるかで準備に必要な額は変わってきます。

老後2,000万円問題が話題になりましたが、そのときは他人事のように感じていました。
現実は2,000万円どころじゃないかもしれない・・・。

老後のお金はどれだけ必要なのか

老後のおひとり様の生活費は約155,000円と紹介されているのを見ました。
住居費が低く設定されているので、持ち家じゃない人は家賃もかかります。

私は持ち家がないし、物価高なんかを考慮すると最低でも200,000円は必要な気がします。
年金は約120,000円あたりと予測されるので月々80,000円足りない!?

病気もするかもしれないし、物価が上がるともっと必要になる可能性もある。
そうなると年間300万円程度あれば生活できるかな!?

ちなみに高齢の母親に年間どのくらいで生活しているのか聞いてみました。

昨年は年間238万円。
月額の生活費、約20万円は予想通りですが母にこれは昨年の話。
今年は物価高だからもっといく、ということでした。

年金はかけても意味がない?

もらえるかわからないから年金はかけても意味がない、年金制度が崩壊するかも!?と聞くこともあります。
確かに今の日本の状況を考えると悲観的に考えてしまいます。

ゼロにはならないと思いますが、受給年齢が65歳より延長されたりは現実的にありそうですね。
私は団塊ジュニア世代で人数が多いので、自分が老人になるころに標準を合わせて制度が変わりそうな予感がします。

サラリーマンだと給料から天引きされるので強制加入になります。
そのかわり半分は会社が負担してくれます。

将来受給できる年金額は収入によって変わりますが、若い頃のように働けなくなったりしてもいくらか毎月入って来るお金があるのは心強いです。

働いていないときも当然ですが国民年金はかかさずかけました。
親に言われてプラス400円の付加年金も。

付加年金は上乗せ分の納付月数×200円が永久的に増額させる制度です。
私は14ヵ月働いていないので年金額が1年2,800円増えたことになります。

たったそれだけか~というのはありますが、永久的に増額されるのでかけた金額の割には率がいいですね。

あと国民年金に加入していないと障害年金を受けることができません。
もし事故や病気で障害者になり働けなくなったときは受給することができます。

これから老後資金を準備する

今まで30年程度働いたのだから、ある程度はもらえるだろうと思っていました。
現実を知って不安になりましたが、知ったからこそ準備をしなくてはという思いが強くなりました。

もうちょっと若い頃からやっておけばよかった・・・という後悔は今に始まったことではありませんが、今気づいて良かったと思うことにします。

まずは今の状況を知って資金計画を立てること。
計画ができたら行動のみ!

コツコツがんばります!





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