老後に向けてこれからお金を運用していくのに、どの程度準備をすれば安心か試算したいと思いました。
じゃあどうやって試算すればいいのか。
ネットで検索すると年齢と収入と入力して、はいいくら必要です!って出てくるものばかり。
Excelで試算表を作成してダウンロードできるものもありましたが使い方がよくわからない・・・。
なので自分なりに簡単にざっと作ってみました。
私が試算したかったのは年金プラスで月々使えるお金をどれだけ作れるかということ。
生活費は少なくて約20万円と考えているので、年金予定額12万円に8万円足らないことになります。
作ってみると65歳以上は安心かなと思えますが、60歳で働くことを辞めると厳しいかもしれないという結果でした。
現状を把握することから
2023年も終わりですが、2024年現状のままでいくとすると私の収入は労働所得と不動産所得です。
労働所得は派遣会社を続けるとして給料は生活費で消えてしまいます。
60歳までの不動産所得は全額貯蓄するか投資に回して、それ以降は使う。
下記の方法で使えるお金を作ることを前提にシュミレーションしました。
60歳~64歳
①労働所得
②不動産所得
③iDeCoで貯めたお金
④株式の配当金
65歳以降
①年金
②不動産所得
③株式の配当金
④積み立てNISAの利回り金
不動産所得の試算
不動産を購入するとき2件、借金をしました。
1件は地方銀行から、もう1件は公庫に借りています。
偶然ですが、借金は両方とも2029年に完済する予定です。
不動産所得は収入だけでなく経費がかかります。
また空き家リスクや大掛かりな修繕が必要となることもあるでしょう。
それも考慮して現在4軒所有している戸建物件の収入を3軒分で計算。
(実際いま1軒空き家です・・・)
経費を考慮してそこから80%を収入とします。
そして10年に一度は大掛かりな修繕費として150万かかるということで計算をしました。
60歳からの使える金額は年間約120万円になりました。
65歳からの年金予定額12万円と足すと22万円。
修繕費を計上した年は年間14万円と激減しますが、65歳以降はこれで予定額クリア♪という安心感は持てません。
私の所有は築古の戸建物件ばかり。
ずっと収入を生み続けてくれる物件化かどうかは不確かなことです。
新NISAで老後資金を貯める
来年からスタートする新NISA。
毎月オールカントリーのインデックスファンドに積み立て投資を行う予定です。
今持っている現金を少しづつ投資に回していきます。
平均で年率4%で運用できたと仮定して、65歳時点で約1,250万円貯まります。
そこからは年間4%使うとすると年間50万円使える計算に。
月々にすると41,000円です。
積立のほか成長投資枠で高配当の日本株を購入しようと考えています。
現在持っている日本株、アメリカ株と足すと約300万円の投資。
こちらも年4%の配当金を得られるとして、そのまま投資に回します。
60歳時点で約410万円に増えると仮定して、そこからは配当金を生活費として使う。
計算上では年間約160,000円、月々13,000円になります。
iDeCoは年金がもらえるまでの5年間にあてる
月々23,000円積み立てを行っているiDeCoですが、年4%で運用できたとすると60歳時点で約370万円です。
5年の生活費にあてるとして月々61,000円。
私は派遣社員で退職金がないので、退職金かわりみたいな感覚です。
ただ予定通り増えているとも限らないし、元本より減っている可能性もあります。
そうなったときにさらに積み立てを続けてながら待てるかどうか、資金に余裕があるのか少し不安です。
月々の生活費試算結果
試算した結果60歳~64歳は約175,000円。
65歳以降は約274,000円、10年に1回不動産の改修費を予定した年は186,000円です。
60歳~64歳は働くことができたら収入差は埋めれそうな気がします。
そのためには健康でいなきゃいけませんね・・・。
65歳からはよゆ~♪と思いたいけど、一番の不安は年金制度が変わること。
70歳から受給とかなったらどうなるのか。
もし制度が変わらないなら、配当金や積み立てNISAの取り崩しを60歳から行って年金の繰り下げ需給をするのが確実です。
例えば71歳から受け取りにすると50.4%も増額されます。
これはずっと続くことで増額の率も大きいので、使ったほうがお得です。
貯金をするだけでは物価上昇に対応できないので、運用して増やしたお金が生む利回り金を使っていく。
このスタイルだと元本も減りにくく、長く生きても安心できそうです。
試算をやってみて方向性をつかめたので、節約もがんばって準備をしていこうと思います。
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