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REIT(不動産投資信託)の投資検討

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REITに投資するのは約20年の投資経験のなかで記憶にあるのは一度だけ。
日本株のように購入して少し上がったから売却したような気がします。

どのREITだったのかも覚えていないくらい。
少額投資なのは確かです。

それ以来、興味もなく購入する機会がなかったのですが、高配当株探しの目的で購入した本ですすめられていたので検討してみることにしました。

REITとは

REITは不動産投資信託で投資家から集めたお金を不動産に特化して投資している金融商品です。
日本株と同じように購入、売却ができるので気軽に購入することができます。

不動産と言っても投資対象はさまざま。
オフィスビルやホテル、住居向けや物流倉庫など特化しているものもあれば、2つ以上の用途を組み合わせて投資する総合タイプもあるようです。

購入して保有すると家賃収入などから配当金が支払われます。
配当金は高めなものが多く、株式とは内容は異なりますが高配当株のような位置づけとして持つことができそうです。

REITを購入するメリット

私も実際やっているのでわかるのですが不動産投資は何かと手間や費用が必要です。
実物の不動産は失敗したら失う金額が大きいのでリスクも高い。

中古のワンルームマンションや戸建てなど、不動産の中では資金が少な目でできる投資でも物件費、リフォーム代、手数料や保険などを考慮すると初期投資として100万円以上はかかると思います。

購入後も管理会社に任せるにしても経費として手数料を支払わないといけないし、どっかが壊れるかも・・・とか空き室になるかも・・・って考えると家賃をパッとは使えません。

その点、REITは初期投資がそこまでかからず、余計な経費や手間がかからないのでハードル低めで不動産に投資が可能です。

もちろん価格は株と同じように変動するのでノーリスクではありません。

REITの銘柄選び

どのREITに投資するか考えるうえで「信用力と分配利回りのバランス」と「どのような物件に投資しているか」を基準にするとよいとありました。

一般的に信用力の高いREITほど利回りは低くなる傾向があるようです。
信用力はスポンサー企業や格付け業者の評価ではかることができます。
スポンサー企業はどういった会社が運営会社に投資しているかを見ます。

また用途についてはオフィスビル、商業施設、ホテルなどの特化型は景気に左右されやすい傾向にあり、住居や物流施設、ヘルスケアなどの特化型は比較的景気の変動を受けにくいとされています。
コロナのときを思うと理解しやすいですね。

私としては買い物はだいたいインターネットだし、世の中的にも今後もそういう傾向が続くような気がするので物流施設系を探してみます。

ネットで銘柄探し

インターネットで検索するとSBI証券の不動産投資信託(REIT)取扱銘柄一覧が出てきました。
配当利回りや用途、不動産ポートフォリオの円チャートをクリックすると直近3期のポートフォリオと具体的な投資物件名が表示されます。

私は物流施設系で決めたので、スポンサーが有名どころで、金額的に購入可能な「三菱地所物流リート投資法人 投資証券 (3481)」に目をつけました。

REIT、銘柄によってもちろん投資金額は違いますが、私基準ですと思ったより高い!
三菱地所物流リート投資法人は2月9日の終値で365,000円します。

配当利回りは4.39%。
格付け業者の評価はAA。
配当は毎年増配を行っておりいい感じ。

ひとつ気になるのは株価(と言っていいのか)は下落傾向であること。
REITは全体的に言えることですが株は上昇傾向なのにREITは下落傾向。

原因をネットで見ると購入しているのが証券会社と外国人投資家で昨年の12月から両方が売り越しに転じた?つまり買い手不足の影響が大きいという記事がありました。
よくわからんけど底値で買うのは難しいですし、試しに買ってみることにします。

着々と新NISAの成長投資枠を埋めていっております。              

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