登山好きなら一度は挑戦したい富士山。ついに念願叶い、2024年8月に無事登頂しました!
「山頂に立ちたいけれど、過酷な登山はちょっと不安…」「ご来光を見たいけれど、夜中に歩くのはつらい…」そんな思いを抱えながら、慎重にツアーを探していたところ、山小屋2泊の“ゆっくり登山ツアー”を発見!迷わず参加を決めました。
結果として、50代で体力に自信のない私でも、無理なく登頂できました。よく「富士山は眺める山」と言われますが、私は荒々しい火口の風景に地球の息吹を感じ、登ってこそ味わえる魅力に感動しました。
今回は、富士山登山ツアーの体験をご紹介します!

富士山登山ツアーの行程
今回参加したのは、トラベルギャラリー主催の「富士山・剣ヶ峰とお鉢巡り」ツアーです。
ざっくりとした行程はこんな感じ↓
★1日目
新大阪駅集合 → 新幹線で静岡へ
バス移動 → 富士宮登山口へ
15:30 登山スタート → 6合目の宝永山荘(初日宿泊)
★2日目
本格的な登山開始 → 山頂を目指し、お鉢巡りを実施 → 9合目の万年雪山荘(2泊目宿泊)
★3日目
下山 → 9合目から一気に下山
バス移動→あさぎり温泉「風の湯」で入浴&ランチ
静岡駅解散→新幹線で大阪へ
富士山登頂のための高山病対策
心配していた高山病ですが、幸いなことに私はかかりませんでした。ガイドさんから教わった対策を実践したおかげです。
- こまめな水分補給(水だけでなく、お茶やスポーツドリンクもOK)
- 深い呼吸(腹式呼吸を意識し、ろうそくの火を吹き消すようにゆっくり息を吐く)
- 山小屋到着後すぐに横にならない(呼吸が浅くなり、高山病を引き起こす可能性あり)
実際、9合目の宿泊後に体調を崩した人もいました。就寝以外で横にならないように、高山病対策はしっかり行いましょう!

荷物は軽く!登頂成功のカギ
富士山には山小屋が充実しており、水や食料を購入できます。そのため、荷物はなるべく軽くするのがポイント。
- ペットボトルの水は高いところで 1本500円。体力に自信がないなら「お金で解決!」(笑)
- ゼリー飲料3個を持参しましたが、重たいだけで不要でした。
- ツアーの仲間でザック25Lサイズの人も!荷物を詰めすぎない工夫も大切です。
優れた登山グッズを活用して、これからも荷物の軽量化を目指したいです!
富士山の山小屋で眠れない2夜
山小屋で2泊しましたが、私はほとんど眠れませんでした。
- 1泊目 → いびきがうるさい
- 2泊目 → お部屋に8人ぎゅうぎゅう詰めで暑い(富士山で暑いなんて思いもしませんでした!)
ただし、目をつぶって横になっているだけでも体は休まります。寝不足でも意外と登れました。次回は 耳栓 を持参しようと思います!
富士山登頂のために必要なこと
富士山は整備された登山道があるため、危険な箇所は少ないですが、体力は必須です。
- 登山靴&レインウェアは必須(観光客が普通のスニーカーで苦戦していました)
- ゆっくり歩いて高山に慣れる(スピード勝負だと頂上で寝込むケースあり)
- 天候が悪ければ勇気を持って中止(特に個人登山の場合は慎重に判断!)
富士山は「見る山」? それとも「登る山」?
富士宮ルートでは、山頂の 浅間神社 や 日本一高い郵便局 に立ち寄れます。私は記念に 自分宛てのポストカード を送りました。
剣ヶ峰の火口はまさに「地球の息吹」を感じる圧巻の景色。写真で見る整った富士山の姿とは違う、荒々しい美しさにワクワクしました。

富士山登山ツアーのメリット&デメリット
メリット
- 移動&山小屋の手配不要
- 不要な荷物をバスに置いておける
- 天候に応じた柔軟な行程調整
- 登山アドバイスがもらえる
- 仲間と励まし合える
- ガイドさんが写真を撮ってくれる
デメリット
- 急なキャンセルが難しい(キャンセル料発生)
- 団体行動が必須
- 料金が割高
- 山小屋を選べない(2泊とも夕飯はカレーライス)
結果的に、ツアーに参加して良かったです。参加者の年齢層も高めで、私でも無理なく登れました。ただし、途中で体調を崩して登頂できなかった人もいたので、万が一のサポートがあるのは安心でした。

まとめ
富士山登頂の体験をお伝えしました。
- 体力が必要!(高度な技術は不要だが、距離と標高がキツい)
- 登山装備は必須!(レンタル利用も◎)
- ツアー参加で学びも多い!(高山病対策&歩き方の知識が身につく)
今回は 富士宮ルート でしたが、他にも 吉田ルート や プリンスルート があります。自分に合ったルートやツアーを選ぶことが、登頂成功のカギです。
しっかり準備をして、ぜひ 日本一高い場所に立つ感動 を味わってください!

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